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【新人研修】2023年度 新人研修 アートデザイン課

はじめに

はじめまして!
2023年4月から入社しましたアートデザイン課の大山と畑中です!

4月~5月の二か月間で、新人研修を受けました。
コロナ禍も鳴りを潜めてきて、出社社員とリモート社員で分かれての新人研修でした(アート課は二人ともリモートでした!)

本記事では、研修の内容をお伝えしていければと思っています!

1週目 -PCのセットアップ、交流会、マナー研修、Git研修


・PCのセットアップ、交流会

我々は二人ともリモート社員ですが、入社初日、2日目は出社しました!

入社初日は先輩方に教えていただきながら、PCのセットアップを行いました。また2日目は交流会や自己紹介などを行い、社員の皆さんとの親睦を深めていきました。

綺麗なオフィスを見学し、課長にお寿司をご馳走になったり、皆でボードゲームを行ったり…とても充実した出社に、胸が躍りました!

・マナー研修

ここからはリモートワークに戻り、まず最初はマナー研修を受けました!

社会人としての礼節はもちろんの事、「マナー」とは一体なんなのか?なんのために存在するのか?を考えたり、社会人生活を送るためのノウハウなども教えていただきました。

社会人生活に対する不安に応えていただけるマナー研修でした!

・Git研修

実際の業務で使用されるバージョン管理ツールである「Git」の研修です!
Gitが一体何なのかの解説から始まり、
Gitを便利に使うためのツールであるGitFork、GitBucketを実際に触りながら学習しました。

中々慣れないツールであり苦戦しましたが、基礎の基礎に関しては修められたのかなと思います!

入社初日が月曜日だったので、盛りだくさんの一週目になりました…!

2週目 -弊社代表講義、UI制作講義


・弊社代表講義

弊社代表による講義を受けました!
代表による著書「ゲームを動かす技術と発想R」を解説いただきながらの講義でした。

描画系を中心に、ゲームの内部で実際にどんなことが起こっているかの解説をしていただきました!
アートにも大きく関わってくる分野であり、大変勉強になりました…!

・UI制作講義

続いて、UI研修を受けました!

UIを作る時の考え方、データの作り方などから始まり、作業をするうえで時短に繋がる機能や作業効率の重要性などについても教えて頂きました。
その後Photoshopの機能などを解説していただきながら、UI制作の実践です!

最初は0〜9の数字を制作することから始まり、教わった基礎を早速活用しながら制作していきました。

次に、架空のゲームを想定したUIの制作を行いました!
ゲームに実装されることを想定すると、考えなければならないことがとても多いです…
その分やりがいもありますし、直せば直すほど良くなっていくのが分かってとても楽しかったです!

この二つの実制作を通して、Photoshopの基礎的な知識をだいぶ定着させることができました!

3週目 -モデリング講義


・モデリング講義

次はMaya研修を受けました!

Mayaの基本操作から教えていただき、実際に宝箱を作っていきました!
宝箱のハイポリモデルとローポリモデルの2つを制作しながら、ゲームに実装するためのモデルはどんな点に注意して制作すべきかを教わりました。

入社する前は作ったモデルをゲームに実装することはほぼなかったので、現場で役立つ知識を教えていただき大変勉強になりました!

4週目 -SubstancePainter講義、Unity研修


SubstancePainter講義

次にSubstancePainter講義を受けました!

制作したモデルにテクスチャリングを施すためのツールで、これを使うと大変な時短になります。

宝箱のモデルを用いて、ベイクを用いた処理やテクスチャの乗せ方を学習していきました。今まで体験したことのないペースで超リアルなテクスチャが作成でき、感銘を受けました…!

・Unity研修

Unityのプロジェクトがどういった構造で成り立っているのかの基礎的なところから教えていただきました!

その後metaファイルやGUIDなど、デザイナーがUnityを触る際に覚えておくべき概念を教わりました。
またライティングやライトベイクなども教わり、どのようにしてリアルタイムレンダリングで負荷軽減をするかなども教えていただきました。

 
・PBR研修

PBR研修では、RACOON CREATIVE代表の馬原さんにご指導をいただきました。

今まではPBRを割となんとなくで理解していたのですが、レンダリングの歴史やPBRの仕組みについて教わることで、PBRのことをより深く知ることができました。

実践ではUnreal Engine5を用いて、簡単にリアルなマテリアルを制作しました。
ゲームエンジン内だけでリアルなマテリアル作成が出来ることに、驚きを隠せませんでした…!

5週目~9週目 ―ゲームジャム


最後はゲームジャム!

今年のテーマは「あたる」。

Unityを使用して、アーティスト2人、プログラマ3人の新入社員5人でSwitchを想定したゲーム制作をしました。

案出しの段階では管理課の新卒2人にも来ていただき、「あたる」をテーマに様々な意見を出し合いました!
その後は洗い出されたタスクを見ながら予定を組み、実作業に入っていきました!

…しかし作業に入ったはいいものの、Unityへの実装に手こずる、Git関連の操作に苦戦する、タスクの見積もりが甘く予定が遅れる…
など、順風満帆にはいきませんでした。

けれどプログラマともしっかり連携を取りながら進めていき、
最終的にはゲームとして遊べるようにまでなりました!

今年の成果発表会は現地で開催されたので、社員の皆さんに試遊をしていただきました!
ゲームを制作するだけでなく、完成させ試遊までしてもらうことができ、非常に意義のあるゲームジャムになりました!


・研修を終えて…

大山:長いようであっという間な二か月でしたが、大変充実した時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました!

実際の業務でどんなことを行うか予想できず、入社前はとても不安でした。
しかし社員の皆さんがとても優しく、質問しやすい雰囲気でとても楽しかったです!
研修を通して様々な知識を身に付けることができました。しかし、自分が知らないこと、できないことも多々あり、それは今後の課題になっていくと思います。

これからも学び続ける姿勢を忘れず、業務を通じてどんどんできることを増やしていきます!

畑中:多くの学びと刺激がある実りある2ヶ月間でした!

ゲーム制作の経験が無く研修前は不安もありましたが、先輩方に優しく丁寧に指導していただいたので楽しく進めることができました。研修の中では制作物やデザインに対するフィードバックなども得られ自分のスキルアップになったと思います。

また、ゲームジャムではチーム制作の素晴らしさや難しさを実感することができました。
ついに研修も終わり、実際の業務がはじまります。出来たこと反省することそれぞれを活かして今後の業務に携わっていこうと思います!