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【新人研修】2022年度 新人研修 プログラム課

初めまして。2022年4月から入社しましたプログラマーの今井、澤、竹下、樋宮、山崎です。

2か月かけてフルリモートで新人研修を行いました。

新人研修の詳細について紹介いたします。


セットアップ・交流会(4/1~4/4)

初日のみ出社し、PCのセットアップ及び、各種ソフトウェアのインストールやアカウントの作成を行いました。

交流会では先輩方とボードゲームやスマブラ、GarticPhoneなどをしました。「エセ芸術家ニューヨークへ行く」がすごく楽しかったです。

マナー研修(4/5~4/6)

2日間かけてビジネスマナーを学びました。

1日目は敬語や名刺交換など、2日目はストレスマネジメントなどを勉強しました。実習も多く講師の方もゲーム好きだったので楽しく取り組めました。

Git研修 (4/7)

バージョン管理システムGitの講習を受けました。最初にGitの基本概念や用語といった基礎を学んだ後、Git ForkとGit Bucketについて実際に操作しながら理解を深めました。

その後、コマンドラインでGitを操作する方法をLearn Git Branchingというサイトで学びました。

コマンドラインでの操作は苦戦しましたが、問題形式だったのでゲーム感覚でGitを楽しく学べました。

bat/Python (4/8~4/12)

BatファイルとPythonについての講習を受け、実際にPythonを用いた課題に取り組みました。課題では、MatplotlibというPythonでグラフを描画できるライブラリを使用して、色々な曲線やノイズを表示させました。

パーリンノイズの表示に苦労しましたが、様々なグラフを表示させるために処理を自分で調べて実装する経験を得られて良かったです。

堂前社長講義(4/13~4/14)

ゲームを動かす技術と発想R」の内容を2日間かけて講義していただきました。

ゲーム開発に必要な基礎知識を学ぶことができ、本には載っていない話も聞けてとても勉強になり楽しかったです。

Unreal Engine4研修(4/15~4/20)

Unreal Engine4講義を受け、課題に取り組みました。

課題は「キャラクターを振り向かせ会話をする、キャラクターを振り向かせる部分はC++を用いて実装」でした。

全員がUnreal Engine4でのC++を用いた実装経験がなかったので苦戦しましたが、最終的には全員、課題を終わらせることができました。

ブループリントでの実装経験しかなかったので良い経験になりました。

SlackBot (4/21~4/26)

GAS(Google Apps Script)を使用したSlackBotの作成を行いました。

Gatherというオンライン上でのコミュニケーションツールを活用し、1人が画面共有を行い、他4人で調べ物をしつつ画面共有をしているプログラマに指示を出す、モブプログラミング形式で実装に取り掛かりました。

「挨拶Botの作成」「神奈川県の新型コロナ新規感染者数の推移表示」「都道府県ごとの新規感染者数ランキング」の3つのBotを新入社員同士で調べながら実装を行いました。

GASを使用した開発を行ったことがなかったので、同期と試行錯誤しながら無事に完成させる事ができて良かったです。

Unity URP (4/27~5/2)

ここからは個人での制作に戻り、UnityのURPを使用したポストエフェクトの研修を行いました。

5人全員がURP上でポストエフェクトを実装したことがなかったので、調査を行いつつ様々なエフェクトをかける事が出来ました。

ポストエフェクトの調査を行っていく過程で様々なエフェクトを知ることができ、今後のゲーム制作で活かせる経験が得られたと思います。

PBR研修(5/16)

PBR研修ではRACOON CREATIVEの馬原さんに講義をしていただき、リアルな質感をどのように表現しているのかを学びました。

UE4を使用して、マテリアルのEmissiveやRoughness等の値を調整することにより、ツヤのある金属だったりプラスチックの表現を実装しながら確認をすることが出来ました。

もっとシェーダーの理解を深めて、グラフィック表現の幅を広げられるように頑張りたいと思います。

ゲームジャム (5/9~5/27)

アートデザイン課の3名を加えて、新入社員8名で「うつす」をテーマにゲームジャムを行いました。

初日は、ブレーンストーミングを用いて案出しを行いました。ゲームの内容を話し合う際には、「どのような楽しさを持たせるか」や「期間内に出来るか」を実装方法を考えながら、話し合うことが出来ました。

タスクの見積りにはプランニングポーカーを使いました。具体的な実装方法をイメージしながら話し合いを行い、メンバーのタスクも任せきりではなく、把握し共に考えることが出来ました。

全員が自身のタスクに責任感を持って取り組み、ゲームをより面白くしようと考えながら制作を進めていきました。マージの際にバグが発生することもありましたが、協力して素早く対処することが出来ました。

中間発表会ではアドバイスを多く頂き、それについてメンバーで話し合い、作品のブラッシュアップをしました。

最終発表会では先輩方に作品の評価やフィードバックをいただきました。発表会後に振り返り会を行い、良かった点と反省点を洗い出し反省点の改善方法を考えました。ゲームジャムを通して技術面だけでなく多くのことを学びました。

まとめ

今井:フルリモートでの研修となり不安もありましたが、先輩方がGatherやslack等、円滑にコミュニケーションを取れる環境を整えてくれていたので、同期の方とうまく連携して研修に取り組むことができました。また、2カ月間の研修で様々な分野について、座学だけでなく実際にコードを書いて課題に取り組むことで、研修の内容が身についたと実感できました。今後も研修で学んだことを生かして、成長していきたいと思います。

澤:今回の研修ではUnityやUnreal Engineといったゲームエンジンに触れる機会が多く、学生時代ではゲームエンジンに触れてこなかったので、とても勉強になりました。また、フルリモートでのゲームジャムは初めてでうまくできるか不安でしたが、同期のみなさんに助けてもらいながらゲームを完成させることができ、とても楽しかったです。この2か月間の研修で学んだことを糧に、今後も頑張っていきます。

竹下:今回の新人研修で学んだことは初めてなことが多く、苦戦することもありましたが、先輩方に教えて頂いたり、調べることで、勉強になり成長することが出来ました。ゲームジャムでは、同期全員で同じ目標を持つことで、一体感を持って開発を行い、方向性を合わせる大切さを学ぶことが出来ました。今後、プロジェクト配属されてからも、初めて学ぶことも多くあると思いますが、今回の経験を活かして頑張っていきます。

樋宮:研修はフルリモートでしたがGatherやGoogleMeetを使っての情報共有ができました。全体を通して座学よりも実際に制作することが多く、GASやGit、Unityなど様々な分野を深く学ぶことができました。また、新人全員で制作したゲームジャムでは実際の業務の流れなどを学ぶことができ、大変勉強になりました。自分としてはUnityの扱いがまだまだな部分も多いと実感したので学習しながらこの研修で得た学びを今後の業務に活かしていきたいです。

山崎:今回の研修ではあまり触れてこなかったUnityのURP研修や、学生時代に曖昧に使っていたGitの操作等を学ぶ事ができ、業務で活かせる経験を数多く得られたと思います。特に5月のゲームジャムでは技術力などではなく、みんなの意見を取り入れることや、細かい仕様のずれがあった時に、伝える・聞くコミュニケーションの難しさを改めて感じました。今回の研修で経験できた成功体験や失敗を活かし今後の業務に活かしたいと思います。


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